代表・団体を知る

代表理事　簗瀬　裕子

●ファーストキャリアとパラレルキャリア

卒業後、そのまま東京で就職しました。子どもの頃から母の影響で芸術に興味があり、映像・映画製作の現場で撮影・録音・制作スタッフとして3年ほど働いた後、独立しました。
 
映画製作等、クリエイティブなこと・体を動かすことが好きな一方、それだけは満足できないことに気づき、平日は環境コンサルティング会社で週3、4日働きながら、土日祝を中心にフォトグラファーとして働きました（現在も、スポーツカメランを続けています。撮影が好きなんですね）。
 
当時はまだ、「パラレルキャリア」というのはかなりレアで（言葉もなかったです）、ずいぶん両親に心配をかけましたが、1度決めたら突き進む性格で、我が道を行くことしかできない、という感じでした。自分に嘘がつけないというか、ある意味不器用なんでしょうか。
 
並行して、途上国支援や環境保全、映画・メディアの分野でボランティア、プロボノ（※）も継続し、色んなスキル・経験を身につけていきました。

※プロボノ：仕事等で培ったスキル・知識を活かして取り組む、社会貢献のボランティア活動。また、こうした活動をする人のこと。

 
今振り返ると、芸術（動画撮影、写真撮影、録音、制作）、社会貢献（途上国支援、環境保全）、課題解決（コンサルティング）の分野で一貫して活動しており、この３つが揃うと満足度が高まるようです。

●東日本大震災後、仙台に

2013年、東北の復興のために働きたいと思い仙台にやって来ました。地域活性化分野の会社で約3年勤務した後、地域活性化や組織・人の成長に対し、自身で考えた事業で取り組みたいと思い、独立しました。2018年に法人化（NPO法人COLLAWAKE）し、今に至ります。
 
COLLAWAKEは、簡単に言えば、「大人のための教育機関」です。子ども向けの教育機関はたくさんあると思いますが、大人だってまだまだ成長したいですから。プロジェクトベースの、実践的な手法が特長です。
 
自分の構想を具現化するのが好きで、映画製作と通じるところもあるなあ、なんて感じています。
撮影や録音も、SNS発信等で活かせますし、ビジュアルのクオリティにも鋭くなったので、当時は何も考えていませんでしたが、一生懸命やれば人生に無駄はない、というのは本当だなと実感します。
ただ、私の場合、遠回りした部分もあるので、他の方がこういうことにならないよう、自分らしさ・強みを活かして、伸び伸びと成長できるよう応援したいです。

●プロボノのよさを広めたい

私自身、プロボノで、多様なメンバーと出会い、活動を楽しみながらノウハウ・経験を身につけてきたこともあり、このプロボノのよさをもっと多くの人に知って貰いたい、プロボノをする人を増やしたいと思って起業した部分が大きいです。
当会は、この「ランチde就活」も企画・運営していますが、プロボノや学生の方も巻き込んでアクティブに活動していきたいと考えています。主体的に社会貢献しながら、自分も成長しているのを感じるのは本当に楽しく、やりがいがあると思います。活動の一歩を踏み出してみませんか？

団体名：COLLAWAKE（コラウェイク）の由来

団体概要